赤坂動物病院 院長 柴内晶子獣医師
世界の理念「人と動物の絆」を大切にした「絆中心の伴侶動物医療」を実践している。これから伴侶動物と暮らしたい御家族への「暮らす前カウンセリング」も行っている。監修・著書「千代田区 人と犬の共生ハンドブック・犬と幸せに暮らす」「犬の気持ちがわかる本」他、論文に「わが国の都会の猫における甲状腺機能亢進症」。
日本では「猫の人気が高い」「猫ブーム」などと言われていますが、猫・犬などの伴侶動物と暮らす世帯は、米国が70パーセント、日本はその3分の1。日本でも「ブーム」や「人気」という言葉ではなく、伴侶動物と暮らすのがあたりまえの社会になっていくといいですね。
そもそも猫と人との関係は……昨年、NHK大河ドラマ『光る君へ』が話題になりましたが、ここにも猫がたびたび登場します。獣医師ならではの視点・論点で語る猫の歴史と文化。お楽しみに!
赤坂動物病院 医療ディレクター 石田卓夫獣医師
獣医師、農学博士、赤坂動物病院医療ディレクター。1950年東京生まれ。国際基督教大学卒、日本獣医畜産大学(現・日本獣医生命科学大学)獣医学科卒、東京大学大学院農学系研究科博士課程修了。アメリカ・カリフォルニア大学獣医学部外科腫瘍学部門研究員を経て、1998年まで日本獣医畜産大学助教授。現在は、日本臨床獣医学フォーラム(JBVP)名誉会長、日本獣医がん学会(JVCS)会長、ねこ医学会(JSFM)会長、日本獣医病理学専門家協会会員。主な専門分野は、伴侶動物の臨床病理学、臨床免疫学、臨床腫瘍学、猫のウイルス感染症。『伴侶動物の臨床病理学 第3版』、『新 伴侶動物治療指針』シリーズ、『犬と猫の診療基本手技』上・下巻、『犬の内科診療』Part1~3、『猫の診療指針』Part1~3(いずれも緑書房)など多くの獣医学専門書を執筆・監修。
猫が家族の一員といわれて数十年が経ちますが、家族であればより長く健康で一緒に幸せに暮らしたいですね。そのためには、猫が健康で幸せな状態を維持する「健康寿命」を延ばしたい。猫と暮らす方はもちろん、これから猫との暮らしを考えている方にも必見のプログラムです。石田先生は猫医学の発展のために長年尽力されていらっしゃいます。
石川県のボランティア団体<特定非営利活動法人猫の避妊と去勢の会、一般社団法人OVOの皆さん>
特定非営利活動法人猫の避妊と去勢の会 代表理事・桐畑洋子
長年に渡り石川県の動物福祉向上のため、行政、獣医師会、政治家、企業、そしてボランティアをつなぎ、牽引する存在。石川県内の猫の過剰繁殖を防ぐための避妊・去勢手術を推進しています。猫と人が共生できる社会づくりに貢献。啓発活動を通じて、地域住民の理解を深め、動物福祉の意識向上にも努めています。また、保護猫の譲渡活動にも力を入れ、多くの猫たちに新しい家族を見つけています。
一般社団法人OVO(オーヴォ)
石川県内で主に、猫の保護・譲渡活動を行い、命の尊厳を守るために尽力しています。また、動物の適正飼育を啓発し、飼い主や地域社会に対して責任ある飼育の重要性を広めています。動物と人々が共生できる社会を目指し、持続可能な形で活動を展開しています。
2024年元旦に発災した能登半島地震、9月の奥能登豪雨と石川県は大変な災害に襲われました。人が被災すれば動物たちも被災する。実際に珠洲、輪島、能登町等の現場で猫の救援活動を行った皆さんから、災害時のお話を伺います。
災害体験を聴くことは、いくつか重要な意味を持ちます。これまで常識とされていた災害への備えの欠落、災害時の対応の失敗。そこから防災力を高めていくことにつながります。また、心を乱す悲しい体験の語りは、防災に向き合う原動力になります。テレビや新聞ではペットと暮らす被災者の話はなかなか報道されません。ぜひこの機会に皆さんお集りください。
坂崎千春さん(イラストレーター・絵本作家)
東京藝術大学美術学部デザイン科卒。ステーショナリーメーカー制作室のデザイナーとして勤務。1998年よりフリーのイラストレーターとして活動中。JR東日本の人気キャラクター「Suicaのペンギン」をはじめ、「チーバくん」「ちびゴジラ」などの作者。イラストレーター、絵本作家。
奥能登豪雨災害から保護された「ボタンちゃん」を家族の一員として迎えた坂崎千春さん。その想いや日々のボタンちゃんの様子についてお話を伺います。また終了後は、サイン会を開催します。
※サイン会へのご参加方法は後日お知らせいたします。
〜 サイン会の開催について 〜
2025年2月15日(土)15時~16時
※サイン会ブースの場所は当日ご確認ください)
◎サイン会対象書籍
坂崎千春描き下ろしイラストポーチつき!
「白黒さんいらっしゃい」公式ガイドBOOK
(税込 2,860円)
※整理券裏にサインしていただきたいお名前の記入をお願いいたします。
根井まりさん(ヴァイオリン)、遊間郁子さん(ピアノ)
根井まりプロフィール(ヴァィオリニスト)
東京音楽大学卒業。3歳になる少し前、父のかけるカーペンターズのレコードを聴きながら1日中踊り続けていたことから、この子はきっと音楽が好きなのだろうと家の近くのヴァイオリン教室に通い始める。初めてレッスンに行った日のことを今でもはっきり覚えている。祖母に買ってもらった自分の背丈ほども ある大きな猫のぬいぐるみを小脇に抱え、しっぽを引きずりながら教室へ行きヴァイオリンという楽器に魅了され、ヴァイオリンという生涯の友を得る。これまでに、沼田園子、山岡耕作、三戸泰雄、益田吾 郎、ウェルナー・ヒンクの各氏に師事。 ロシア歌曲を歌う母の影響を受け、2000年にロシア、ベラルーシを旅し、ドミトリー・ホフロフ氏の指揮 するアンドレイエフ記念ロシア国立民族楽器オーケストラと共演し、ロシアの名もなき演奏家たちの偉大さを知る。普段は、家で猫を相手にバッハを弾いているのが好きな“弾き”こもり。2009年2月より、新宿区にてボランティアグループ 42825(よつやねこ)を立ち上げ猫ボラ活動を開始。お外で暮す猫たちの置かれている状況に耳を傾けて欲しいと願い「猫のコンサー ト」を開催し好評を得ている。
遊間郁子プロフィール(ピアノ)
国立音楽大学ピアノ科を首席で卒業。卒業時に武岡賞を受賞。東京文化会館推薦音楽会、読売新聞社主催新人演奏会に出演。文化放送音楽賞を受賞。スペイン・中南米音楽国際音楽コンクール伴奏賞を受賞。 属澄江、高尾茂治、高市貴久枝、内藤和子、仲祥子、土屋律子、ラファエル・ゲーラの各氏に師事。 オペラ演出家 三谷礼二氏との出会いからオペラの世界へ入り、数多くの公演に音楽スタッフとして関わる。また、モーツァルトのチェンバロや邦人作品の鍵盤楽器のパートの演奏でも好評を得ている。コンサートでは、歌曲のピアノや合唱の伴奏等、音楽祭への出演、ボランティア・コンサートの開催等、歌とのアンサンブルを中心に活動しているほか、ソロや室内楽コンサートでの演奏も多い。 スペイン歌曲、東欧・ロシア歌曲、イタリア近代歌曲のコンサートを企画・制作、自らもピアノ演奏で参加するなど、活動領域を広げている。そして「馥郁シリーズ」と題する自主コンサートも展開している。 長年に渡り国立音楽大学大学院オペラ科ピアニストとして後進の指導に当たる。東京室内歌劇場でも理事として活動する。現在、二期会ピアニスト、カルチャーセンター講師、日本演奏連盟会員。
ヴァイオリニストとして、そして一般社団法人42825として新宿区で飼い主のいない猫の活動をしているねいまりさん。美しい音楽の調べと猫についてのお話をお楽しみください。
アンジー・ラ・コケット☆麗しのアンジー
おしゃれが好きでちょっぴりツンデレ。 オッドアイの白猫「アンジー」の物語。
SNSで女性層を中心に話題になり、XとInstagramとで12万のフォロワーがいる。
2月15日 15時20分からはステージで撮影会(グリーティング)を開催。
この他、下記の時間帯で会場内にアンジーが登場して、一緒に写真撮影をすることができます。
特定非営利活動法人ちよだニャンとなる会 代表 古川尚美
特定非営利活動法人ちよだニャンとなる会 代表理事。全国に先駆けて2011年に猫の殺処分ゼロを達成。現在は、高齢化した地域でお世話を受けてきた猫たちの問題、人間の高齢者が入所・入居・死亡等によって残されたペットの問題に取り組む。
猫は地域環境と公衆衛生の問題、動物愛護の課題。千代田区は2000年に「飼い主のいない猫の去勢・不妊手術費助成事業」をスタート。あれから25年、今も千代田区と協働で問題・課題に取り組んでいる千代田区の取組と活動をご報告します。
新潟動物ネットワーク 代表 岡田朋子さん(歯科医師)
20代のころから動物問題に興味を持ち、2001年、身近な動物問題に誰でも取り組めるような場として『新潟動物ネットワーク(NDN)』を設立、代表。伴侶動物の問題から、現在では畜産動物、熊等の野生動物についても取り組んでいる。
持続可能な未来に向けて、食となる命との向き合い方についてお話いただきます。ちよだ猫まつり2025会場内の「アースフレンドリーミニマルシェ」は、岡田さんのセレクションです。放置された柿を収穫して利用することで熊の被害を減らせたらと、人と熊の共生の道を探る柿チップスなど、お買い物を通じてアースフレンドリーを体感してください。
春風亭百栄師匠
1962年9月3日、静岡県静岡市(旧清水市)生まれ。1995年2月、春風亭栄枝に入門。1995年6月、前座となる。前座名「のり太」。1999年5月二ツ目昇進「栄助」と改名。2008年9月真打昇進「春風亭百栄」と改名。
おなじみ猫落語といえば、百栄師匠!落語なんて聞いたことがないし・・・という皆さんにも大変楽お楽しみいただけます。ぜひ落語の世界へ一歩踏み出してみてください。
※着席をご希望の方には、座席整理券を発行しております。詳しい時間は会場にてご確認ください。
※猫落語は座席を取り囲む形のスタンディング形式で、どなたでもお聴きいただけます。
新潟動物ネットワーク(NDN)セレクトのアニマルウェルフェア&エシカルな食品がミニマルシェに並びます。持続可能な未来に向けて私たちができることって何だろう?食となる命との向き合い方にも取り組んでいます。
※売り切れ次第終了となります。
かわいいミニねこさんに、目をつけて完成させよう!
※1日先着100名様となります。
講師:柴田恵美先生
楽しいお話会と紙と色鉛筆でおいしいピッツァができあがり!
※1日先着20名様となります。
講師:カワダクニコ先生(絵本作家)
オープン時間内はいつでもご利用いただけます。
※ご利用対象は3歳~小学生まで。保護者の付き添いが必要です。